サラリーマン(会社員)にとって、ワンストップ特例の条件を満たしていれば、確定申告は必要ありません。
ただ、住宅ローン控除や医療費控除を受ける人などはワンストップ特例をせず、別途確定申告をする必要があります!
確定申告の必要・不必要の判断と、する必要がある場合の確定申告についての手続き方法を説明していきます。
目次
- ふるさと納税で【確定申告が不要】な人
- ふるさと納税で【確定申告が必要】な人
- 確定申告の方法について
- 確定申告する上で準備するもの
- 確定申告書の提出方法
- 「確定申告書等作成コーナー」での申告書作成手順
- 国税庁の「確定申告特集」のトップページを開き、【確定申告書等作成コーナー】をクリック
- 国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」内の「申告書・決算書収支内訳書等 作成開始」ボタンをクリック
- 「書面提出」ボタンをクリック
- ①~③の利用環境や規約を確認しOKであれば、【このパソコンの環境における、下記のチェック項目については、全て確認済みです。】にチェック。 そのあと、右下の「事前準備終了 次へ」をクリック
- 【所得税コーナーへ】をクリック
- 「給与・年金の方」の【作成開始】(青いボタン)をクリック
- 「次へ」をクリック
- 生年月日を入力して、「入力終了(次へ)>」をクリック
- 一般的なサラリーマンを想定して、【給与のみ】にチェックがされていることを確認して、「入力終了(次へ)>」をクリック
- 【給与の支払者(勤務先)は1か所のみである】と【年末調整済みである】にチェックして、「入力終了(次へ)>」をクリック
- 【寄附金控除】にチェックを入れ、「入力終了(次へ)>」をクリック
- 手元に【源泉徴収票】を準備します。左側にある図を参考に、「支払金額」「所得控除の額の合計額」「源泉徴収税額」をそれぞれ記入して、「入力終了(次へ)>」をクリック
- ④・⑤・⑦が【源泉徴収票】に記載があれば入力、なければ【源泉徴収票の④・⑤・⑦の全てに記載がない。】にチェックして、「入力終了(次へ)>」をクリック
- ⑧支払者に勤め先の住所と社名を記入して、「入力終了(次へ)>」をクリック
- 間違いがないか内容を確認。OKであれば「次へ>」をクリック
- 間違いがないか内容を確認。OKであれば「入力終了(次へ)>」をクリック
- 【寄附金控除】の「入力する」ボタンをクリック
- 寄付した後に自治体から届いた「寄付受領証明書」を元に、【寄付年月日】【寄附金の種類】【寄附金の金額】【寄附先の所在地】【寄附先の名称】を入力して、「入力終了(次へ)>」をクリック
- 寄附したすべての自治体分を入力したら、「次へ>」をクリック
- 所得控除の金額を確認して、「OK」をクリック
- 間違いがないか内容を確認。OKであれば「入力終了(次へ)>」をクリック
- 「入力終了(次へ)>」をクリック
- 内容を確認。OKであれば「次へ>」をクリック
- 「給与から差引き」を選び、16歳未満の扶養親族の有無や別居の~該当箇所にチェックして、「入力終了(次へ)>」をクリック
- 氏名等を入力して、「入力終了(次へ)>」をクリック
- 住所等を入力して、「入力終了(次へ)>」をクリック
- 還付金の振込口座を入力して、「入力終了(次へ)>」をクリック
- 帳票表示・印刷ボタンをクリック。出力されるPDFで内容を確認後、問題なければ印刷
- 帳票はこんな形で表示されます
- 2016年のふるさと納税はまだ間に合います
ふるさと納税で【確定申告が不要】な人
↓↓ ワンストップ特例の以下の条件を満たす会社員 ↓↓
- 1年間(1月1日~12月31日)のふるさと納税納付先自治体が5団体以内である
※寄付先が5自治体までであれば、何回ふるさと納税を行っていても対象 - 住民税の申告も必要がない
- ふるさと納税を寄附した翌年1月10日までに自治体にワンストップ特例申請書を提出済みである
→ ワンストップ特例(2016年の変更点も含む)の解説したページはこちら
ふるさと納税で【確定申告が必要】な人
■「住宅ローン控除」を受ける人
■「医療費控除」を受ける人
■寄付先の自治体が6自治体以上の人(ワンストップ特例の条件を満たさない)
■副業など給与所得以外の所得が20万円を超える人
■源泉徴収のない証券口座やFXで20万円を超えて儲けた人
■会社員ではない人(自営業・個人事業主など)
確定申告の方法について
確定申告をする上で大きく2つの方法があります。
①紙の申告書を入手→記入して税務署へ提出する
②国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」より必要事項を記入→紙で印刷して税務署へ提出する
①はある程度書き方を知っている人でないと、どこに何を記入するのか分からないと思います。
よって、②のホームページより記入する方法の方がだんぜん楽ですので、②で解説していきます。
確定申告する上で準備するもの
■源泉徴収票(「確定申告書等作成コーナー」で入力するときにも必要です)
■ふるさと納税で寄付した自治体の「寄付受領証明書」
■印鑑
■還付金を受け取るための通帳 or 口座番号が分かるもの
確定申告書の提出方法
■所轄税務署へ持参 ★一番おすすめ
■所轄税務署へ郵送 ★慣れている人ならこれ
■e-TAXで送信 ★住民基本台帳カードやICカードリーダーなどが別途必要なためオススメしません
「確定申告書等作成コーナー」での申告書作成手順
以下の手順は、【一般的な給与所得者(サラリーマンなど)&年末調整済み】の人が確定申告する場合を想定して、初心者でも分かりやすい方法で説明します!
国税庁の「確定申告特集」のトップページを開き、【確定申告書等作成コーナー】をクリック
→ 国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」はこちらから
国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」内の「申告書・決算書収支内訳書等 作成開始」ボタンをクリック
「書面提出」ボタンをクリック
※左側の「e-Tax」は電子証明書やICカードリーダライタという専用機器が別途必要なため、書面提出を選んでください。
①~③の利用環境や規約を確認しOKであれば、【このパソコンの環境における、下記のチェック項目については、全て確認済みです。】にチェック。
そのあと、右下の「事前準備終了 次へ」をクリック
【所得税コーナーへ】をクリック
「給与・年金の方」の【作成開始】(青いボタン)をクリック
「次へ」をクリック
生年月日を入力して、「入力終了(次へ)>」をクリック
一般的なサラリーマンを想定して、【給与のみ】にチェックがされていることを確認して、「入力終了(次へ)>」をクリック
【給与の支払者(勤務先)は1か所のみである】と【年末調整済みである】にチェックして、「入力終了(次へ)>」をクリック
※年の途中で退職されたり、給与の収入が2千万を超える方は別途、全ての所得控除(社会保険料控除、生命保険料控除等)について入力を行う必要があります。
【寄附金控除】にチェックを入れ、「入力終了(次へ)>」をクリック
医療費控除などがある場合は、該当箇所にもチェックを入れてください。
手元に【源泉徴収票】を準備します。
左側にある図を参考に、「支払金額」「所得控除の額の合計額」「源泉徴収税額」をそれぞれ記入して、「入力終了(次へ)>」をクリック
④・⑤・⑦が【源泉徴収票】に記載があれば入力、なければ【源泉徴収票の④・⑤・⑦の全てに記載がない。】にチェックして、「入力終了(次へ)>」をクリック
⑧支払者に勤め先の住所と社名を記入して、「入力終了(次へ)>」をクリック
間違いがないか内容を確認。OKであれば「次へ>」をクリック
間違いがないか内容を確認。OKであれば「入力終了(次へ)>」をクリック
【寄附金控除】の「入力する」ボタンをクリック
寄付した後に自治体から届いた「寄付受領証明書」を元に、【寄付年月日】【寄附金の種類】【寄附金の金額】【寄附先の所在地】【寄附先の名称】を入力して、「入力終了(次へ)>」をクリック
寄附したすべての自治体分を入力したら、「次へ>」をクリック
所得控除の金額を確認して、「OK」をクリック
間違いがないか内容を確認。OKであれば「入力終了(次へ)>」をクリック
「入力終了(次へ)>」をクリック
内容を確認。OKであれば「次へ>」をクリック
「給与から差引き」を選び、16歳未満の扶養親族の有無や別居の~該当箇所にチェックして、「入力終了(次へ)>」をクリック
氏名等を入力して、「入力終了(次へ)>」をクリック
住所等を入力して、「入力終了(次へ)>」をクリック
還付金の振込口座を入力して、「入力終了(次へ)>」をクリック
帳票表示・印刷ボタンをクリック。出力されるPDFで内容を確認後、問題なければ印刷
帳票はこんな形で表示されます
以上で、確定申告用の申告書が出来上がりましたので、印刷した紙と事前準備で用意したものを元に税務署へ行き、提出すれば完了です!
2016年のふるさと納税はまだ間に合います
2016年は12月31日納付分までですので、まだ間に合います。
下記のランキングを参考にして、申し込みを済ませましょう。
https://furunari.com/butaniku-ranking-2016
https://furunari.com/kudamono-ranking-2016
https://furunari.com/kome-ranking-2016
https://furunari.com/gyuniku-ranking-2016