返礼品からふるさと納税の寄付ができるポータルサイトはいくつかり、どこで寄付をしたら良いのか悩んでしまうことがありますよね。
今回は、数あるポータルサイトの中からヤフー株式会社が経営しているヤフーふるさと納税について詳しく紹介します。
さらに、ふるさとチョイスなどの大手サイトとの比較から、ヤフーふるさと納税の使い心地なども解説していきます。
ヤフーふるさと納税の使いやすさやメリットなどをしっかりと把握して、お得に使いこなせるようになりましょう!
目次
ヤフーふるさと納税とはどんなサイト?
ヤフーふるさと納税はヤフー株式会社が経営しているポータルサイトです。
ヤフーではもともとオークションなどで決済機能を使用しており、この決済情報を用いた電気やガスなどの公共料金の支払に使用できるようになりました。
ヤフーふるさと納税はこの流れによって作られており、すでにオークションなどで活用している場合には、追加の情報を記入しなくてもすぐにふるさと納税を活用できますよ。
ヤフーふるさと納税で寄付する5つのメリット
1つの情報登録で寄付が可能!
ヤフーふるさと納税のメリットとなるが、登録の手間が非常に軽いことです。
ヤフーではオークションやショッピングなどで使用するクレジットカードや口座をでき、この情報を公共料金の支払やふるさと納税にそのまま利用できるシステムがあります。
そのため、すでに登録するある場合であれば、改めて登録をしなくてもふるさと納税を利用でき、すぐに寄付ができます。
また、ふるさと納税した履歴は別途記録され、後から簡単に見返すことが可能です。
寄付の総額から上限金額以上の寄付を防ぎ、控除枠をムダ無く使用できるため、寄付のしすぎというミスを防げるのも便利なポイントですよ。
Tポイントが使える!
ふるさと納税は原則として、提示されている寄付金額が割り引かれることはなく、寄付した金額がそのまま控除の金額となります。
しかし、ヤフーふるさと納税ではTポイントを現金として利用でき、事実上の割引制度として活用できるのです。
例えば、1万円の寄付をした場合、通常は8,000円が控除されます。
この場合に、1,000円分のTポイントがあれば実質9,000円での寄付で同じ控除額が受けられるため、自己負担分の削減に繋がり現金と控除額の差が少なくなるのです。
Tポイントを使用しても控除額は変わりませんので、日頃からTポイントを利用している人にとっては、ヤフーふるさと納税は非常に使いやすいでしょう。
Tポイントが貯まる!
ふるさと納税は返礼品がもらえるため控除額以上にお得な制度ですが、ヤフーふるさと納税では返礼品や控除枠に加えてTポイントが貯まります。
ただし、全ての場合に貯まるのではなく、クレジットカードであるYahoo JAPANカードを支払いに使用する場合のみです。
Yahoo JAPANカードは利用金額に応じて1%分がTポイントとして還元されるため、1万円の寄付をこのカードから行うと100ポイント還元されます。
寄付だけではTポイントは付与されませんが、クレジットカードとの組み合わせによって寄付金額に応じたTポイントが貰えるため、1年間に複数回寄付をする場合などに役立つメリットですよ。
分割支払いに対応!
ふるさと納税の寄付は、基本的に一括でお金を納める必要があり、2~3万円の寄付を行うと場合によっては家計への負担が重くなってしまう場合がありますよね。
ヤフーふるさと納税では、クレジットカードを用いた寄付を行っており、寄付金額の分割支払いに対応しているのが大きなポイントです。
例えば、その年の上限が3万円の場合、1度に3万円の寄付を行っても毎月の負担は2,500円となり、一時的にでも家計を圧迫せずに寄付ができます。
分割払いは年間に寄付を申し込む回数が少ないほど利用しやすいため、上限金額が少ない人や高額な返礼品に一度に申し込みたい人には大きなメリットになるでしょう。
他のポータルサイトでも支払に活用できる!
ヤフーふるさと納税から返礼品を選んで寄付することができますが、実は支払い機能のみを別途利用することができるのです。
例えば、Aサイトの寄付にヤフーふるさと納税で使用している支払い情報を用いることで、AサイトでもTポイントの使用や分割払いなどのメリットを利用できます。
さらに、そのポータルサイト限定の返礼品などにもヤフーから寄付ができるため、独自の返礼品と合わせて申し込める商品の幅がグッと広がります。
つまり、支払い情報を共有できるだけですが、他のサイトもヤフーふるさと納税と同じように利用できるという利便性の高さがヤフーならではの強みです。
そのため、ポータルサイトごとに情報を入力する必要はなく、返礼品から寄付先を選ぶ場合にも利便性が高いことがメリットになります。
ヤフーふるさと納税と楽天ふるさと納税を比較した場合
ヤフーと同じく自社でショッピングサイトを経営している楽天が運営する楽天ふるさと納税。
返礼品が多いことも楽天ふるさと納税の魅力ですが、ヤフーふるさと納税と比較する場合にはポイント倍率などが特に重要となります。
楽天ふるさと納税では、Tポイントと同じように楽天ポイントが使用でき、さらに支払に楽天カードを使用することで楽天ポイントを貯められます。
ポイント還元率は寄付金額の1%と楽天ポイントもTポイントも変わりませんが、楽天ではポイントアッププログラムや還元率の上昇キャンペーンを多く開催しています。
そのため、ヤフーふるさと納税でのTポイントの獲得還元率よりも高いことが多く、お得に利用するので貼れば楽天ふるさと納税に軍配が上がります。
ただし、ふるさと納税のためだけに楽天ふるさと納税を利用する場合では、そこまでこの還元率は影響しません。
ヤフーと楽天、どちらを主に使用しているのかということが重要で、普段からヤフーでショッピングやオークションを利用している人なら、ヤフーふるさと納税のほうがお得に活用できますよ。
ヤフーふるさと納税とふるさとチョイスを比較した場合
ふるさと納税の老舗ポータルサイトとして人気を集めるふるさとチョイス。
ヤフーふるさと納税とふるさとチョイスは、簡単に比較ができずどちらが良いとはいえません。
実は、ふるさとチョイスの寄付の支払い先としてヤフーの登録情報が利用でき、メリットを共有できるのです。
そのため、ふるさとチョイスをよく利用する人はYahoo! IDを取得しておくだけで、Tポイントの利用や貯蓄が可能となります。
反対に、ヤフーふるさと納税を利用している人は、そのままの状態でふるさとチョイスを活用でき、Yahoo! IDを用いてログインができるため、会員登録すら必要ありません。
ヤフーふるさと納税だけのキャンペーンを実施しているときには注意が必要ですが、利便性を求める人はどちらも利用してお気に入りの返礼品をゲットするのがおすすめです。
ヤフーふるさと納税とふるなびを比較した場合
電化製品などの返礼が多いことで知られているふるなび。
最近では利用目的から選ぶクラウドファンディング方式の寄付が追加され、幅広い寄付に対応できるようになっています。
ふるなびはヤフーとは連携しておらず、Tポイントなどのポイントサービスはありません。
しかし、ふるなびではAmazonギフト券による還元サービスを実施しており、通常1%の還元率でギフト券が付与されます。
また、ふるなびクラウドファンディングの場合には、ふるさと納税の還元率+1%が標準となっているため、Yahoo JAPANカードの還元率を超えています。
そのため、通常の寄付で利用する場合には、ヤフーふるさと納税とふるなびのお得さは変わず、欲しい返礼品から選ぶのが良いでしょう。
もし、クラウドファンディングでも同じ返礼品がもらえるのなら、ふるなびを利用するのがお得といえます。
ヤフーふるさと納税とさとふるを比較した場合
飲食品のラインナップが豊富で、季節ごとにおすすめの果物などをピックアップして教えてくれるさとふる。
また、飲食品以外では、他のポータルサイトに無いような珍しい返礼品がラインナップされており、より好みの商品が見つけやすいのが魅力ですよね。
ヤフーふるさと納税と比べると、ポイント制度やギフト券などの還元が無く、寄付自体がお得になる独自の制度は整っていません。
しかし、クレジットカードでの納税に対応していますので、登録の手間はかかるもののクレジットカードごとのポイントを貯めることは可能です。
そのため、寄付金額をお得に活用したい場合には、ヤフーふるさと納税が使いやすくておすすめです。
ただ、ポイント自体は貯まるため、目的の商品によって使い分けるのが良いでしょう。
ヤフーふるさと納税で賢く寄付をしよう!
ヤフーふるさと納税はTポイントが使え貯まること、IDを登録で他のサイトでの支払いに利用できるなど、さまざまなメリットがあります。
ただし、その他のポータルサイトにもメリットや利便性の高い使い方は多く、使い方によってはヤフーよりもお得になることもあるのです。
そのため、ヤフーふるさと納税の特徴をしっかり抑え、賢く使い分けながらよりお得に返礼品をゲットしましょう!