節税ができて、しかもバラエティー豊かな返礼品がもらえてしまうふるさと納税。サラリーマンでも気軽にできる節税方法として、この1・2年急速に広がりを見せています。この「ふるなり.com」でもおすすめ商品をご紹介してきましたが、今回は「モンベルバウチャー」についてご説明します。
このページを読めば、ふるさと納税でモンベルバウチャーを入手する方法がわかります。
正直なところ、払う金額に比べて節税額+バウチャー額が圧倒的に大きくなっています!
どう考えてもお得なので、アウトドアのお好きな方は逃す手はありません。ぜひご覧ください。
目次
ふるさと納税とは?
ふるさと納税とは、自分の住んでいるところ以外の自治体にャーは、長野県小谷村(おたりむら)でもらうことができます。寄付をする制度です。
もともと寄付を行うと税金が控除される仕組みにはなっているのですが、その控除額が大きいのがふるさと納税のメリットの一つです。
ふるさと納税をすると自己負担額2,000円を超える金額が控除されます。5,000円のふるさと納税を行うと、3,000円が控除されるわけですね。
しかも、各自治体が趣向を凝らした返礼品(お返しの品)をもらうことまでできてしまいます。この節税+返礼品があまりにお得なので、最も手軽にできる節税方法として急速に広まっているんですね。
このふるさと納税のやり方については、以下のページで分かりやすく説明しています。こちらをご覧ください。
ふるさと納税でもらえるモンベルバウチャーとは
モンベルバウチャーとは、要するにモンベルのポイント引換券のことです。オンラインショップでも直営店でも使えるのが大きなメリットですよ。このポイントについての詳細は、以下のページをご参照ください。
→モンベル | モンベルクラブ | ポイントがたまる、使える
後でご説明しますが、初年度の年会費1,500円を払って「モンベルクラブ」というメンバーズクラブに登録する必要があります。それでも、モンベルバウチャーをもらう価値はあります!
理由のひとつ目としては、「モンベル」のブランドです。アウトドアグッズを買うのであれば、安さではなく質にこだわらないとすぐ破損して使えなくなることが多いですよね。その点、モンベルであれば品質は確かですしリアル店舗も全国にありますから、相談や質問もしやすいです。
理由のふたつ目は、モンベルバウチャーの還元率の高さです。いきなりモンベル製品を購入するより、年会費を払ってでもふるさと納税でモンベルバウチャーを手に入れたほうが金額的にお得なんですよ。有効期限が1年間であることに注意する必要はありますが、アウトドア製品をそろえる予定のある方であれば絶対的におすすめです。
ふるさと納税でモンベルバウチャーがもらえる自治体
モンベルバウチャーは、長野県小谷村(おたりむら)でもらうことができます。
なぜ長野県小谷村が提供しているのか?
小谷村は、長野県北部の北アルプスのふもとにある村で、スノーアクティビティや温泉の楽しめる自然豊かなところです。全国で初めてモンベルとの「フレンドヴィレッジ提携」を行った自治体が、小谷村でした。
フレンドヴィレッジとは、モンベルのメンバーズカードを提示することで割引や各種特典などのお得なサービスを受けられるお店の揃った村のこと。
つまり、小谷村にふるさと納税を行い、モンベルバウチャーを手に入れて小谷村を訪れるとさらにお得なわけですね。
モンベルバウチャーの還元率は?
還元率とは、商品の原価を寄付金の額で割った数値のことです。例えば10,000円寄付して3,000円の返礼品を入手したら、還元率は30%(=3,000/10,000*100)となります。
モンベルバウチャーの還元率は一律で50%。
はっきり言って、これは相当高いです!一般的に還元率は30~40%とされていますから。
還元率50%ということは、例えば10,000円の寄付をしたとすると、8,000円分節税になり、5,000円分のモンベルバウチャーが支給されます。単純な計算ではありますが、3,000円プラスなんです。
ここまで還元率の高い商品はなかなか珍しいですよ。
寄付金額やもらえるポイント数、還元率などの詳細は以下の表のとおりです。
品名 | 寄付金 | 原価 | 還元率 |
---|---|---|---|
モンベル ポイントバウチャー5,000pt | 10,000円 | 5000円 | 50% |
モンベル ポイントバウチャー15,000pt | 30,000円 | 15000円 | 50% |
モンベル ポイントバウチャー30,000pt | 60,000円 | 30000円 | 50% |
モンベル ポイントバウチャー40,000pt | 80,000円 | 40000円 | 50% |
モンベル ポイントバウチャー50,000pt | 100,000円 | 50000円 | 50% |
モンベル ポイントバウチャー75,000pt | 150,000円 | 75000円 | 50% |
モンベル ポイントバウチャー150,000pt | 300,000円 | 150000円 | 50% |
モンベル ポイントバウチャー250,000pt | 500,000円 | 250000円 | 50% |
小谷村宿泊補助券2,000円分+モンベル ポイントバウチャー15,000pt | 34,000円 | 17000円 | 50% |
小谷村宿泊補助券3,000円分+モンベル ポイントバウチャー30,000pt | 66,000円 | 33000円 | 50% |
小谷村宿泊補助券4,000円分+モンベル ポイントバウチャー40,000pt | 88,000円 | 44000円 | 50% |
小谷村宿泊補助券5,000円分+モンベル ポイントバウチャー50,000pt | 110,000円 | 55000円 | 50% |
小谷村宿泊補助券8,000円分+モンベル ポイントバウチャー75,000pt | 166,000円 | 83000円 | 50% |
小谷村宿泊補助券15,000円分+モンベル ポイントバウチャー150,000pt | 330,000円 | 165000円 | 50% |
小谷村宿泊補助券25,000円分+モンベル ポイントバウチャー250,000pt | 550,000 | 275000円 | 50% |
モンベルバウチャーの使い方
モンベルバウチャーを使うためには、当然ですがふるさと納税手続きを行ってモンベルバウチャーを手に入れる必要があります。その後、モンベルバウチャーを使うためにモンベルクラブへ入会登録を済ませましょう。
ふるさと納税を行う
ふるさと納税を行うためのポータルサイトがいくつかありますが、ここでは「ふるなび」を例にふるさと納税を行うこととします。手続きの詳細は以下のページで詳しく説明していますので、こちらをご参照ください。
→ふるさと納税の流れ
ざっくり言うと、自分の年収をチェックして寄付の上限金額を確認し、ポータルサイト経由で寄付を申し込むわけですね。
ちなみに小谷村の場合、クレジットカード(Yahoo!公金支払い)か銀行振込のどちらかで決済可能です。ただし、クレジットカードの場合手続きがインターネット上で完結するので便利ではあるのですが、納付確認までの確認日数が約15~30日ときわめて長くなっています。
寄付金受領書が送付されるのは確認後ですので、きちんと申し込めたか不安という方は面倒でも銀行振込を行ったほうがよいかもしれません。この場合、確認日数は約2~5日とされています。
モンベルクラブへ入会登録する
あらかじめモンベルクラブへの入会登録を済ませる必要があります。入会金はありませんが、年会費が毎年1,500円(税込)かかります。入会登録はインターネットからでも、店舗からでも可能です。
インターネット経由で入会申し込みを行うには、以下のページを参照してください。
→モンベル | モンベルクラブ | モンベルクラブに入会する
また、モンベルの店舗は以下をご参照ください。
→モンベル | 店舗情報
ふるさと納税のモンベルバウチャーはいつまで続くか?
あおるわけではないのですが、モンベルバウチャーをふるさと納税の返礼品として入手できる日がいつまで続くのかは不透明です。来年度にはなくなっている可能性もあります。
その根拠は、2016年4月に出された総務省の通知です。自治体同士の競争が過熱し、返礼品も豪華になる一方のふるさと納税。最初の理念である「地方創生」から離れて、地方自治体の税金の争奪戦のような様相を呈しているのが現状です。こうした現状に、2016年になって総務省が以下のような通知を出しました。
→総務省 | 返礼品(特産品)送付への対応について
この通知の中で、総務省は「ふるさと納税の趣旨に反する返礼品」として「金銭類似性の高いもの(プリペイドカード、商品券、電子マネー・ポイント・マイル、通信料金等)」を挙げています。モンベルバウチャーは明らかに「ポイント」ですから、総務省から見て「ふるさと納税の趣旨に反する返礼品」に当てはまると考えられます。
こうした流れを見ると、ふるさと納税の返礼品は今後大きく変わる可能性があります。モンベルバウチャーも完全になくなったり、還元率が引き下げられたりしてお得感がなくなるかもしれません…早めの申し込みを強くお勧めします!
まとめ
今のところ、還元率50%を誇るモンベルバウチャーはかなりお得な返礼品であると言えます。制度上いつまで現在のお得な状態が続くかはわかりませんから、申し込むのであれば早いうちがよいでしょう。
手続き自体はそんなに複雑ではありませんし、これを機にぜひチャレンジしてみてください。